映画「パラダイスキッスPradise Kiss」の制作者向け試写会に行ってきました。

この映画で五十嵐隼士さんは女性役を演じています。

ご存知の通り、近年の五十嵐隼士さんはルーキーズを始め男らしさ全開という役が多く、カラダも男らしい筋肉質になっていました。どういう経緯かは私は分かりませんが、その五十嵐隼士さんがこの映画では女性役という設定です。

表面的な面は化粧や衣装でカバーするとしても、その男らしいカラダつき何んとかならないですか、せっかくの一流の衣装も一流のメイクも、焼け石に水になってしまうとのこと。

そこで女性ボディメイク専門の私にお声がかかり、五十嵐隼士さんのボディメイクを水面下でこっそり開始していました。

専門的なことになりますが、彼の場合、まずは余分な筋肉を落とし体積的に女性サイズにするすこと。そして特に、女性にはあまり付いていない部分の筋肉を落とせるとこまで落とし、目立たなくすることでした。

ただこれはまだまだ、見た目的なところ。

五十嵐隼士さんは役者としてのボディメイクですから、動きにも反映されることがもうひとつの課題でした。役として女性の所作に生かされなければなりません。

身体動作的には、彼の場合僧帽筋上部が強く、腕を前とか横とか伸ばした時に、その僧帽筋上部が連動して動いてしまうという状態です。まあそれが彼の身体的男らしさを醸し出していたわけなのですが・・。

動きまで女性ぽくするボディメイク方法はモデルさんのボディメイクとの違いです。

自慢ではありませんが、ボディメイク職人のトレーナー尾関ならできることです。

結果は映画見てのとおり。

映画で五十嵐隼士さんを隅々までみてください。

6月に公開です。

本当に良い映画です。絶対見た方がよいです!!感動!!

映画は行きつく暇もなくどんどん引き込まれていきます。

感動のフィナーレとともにエンディングの曲。

制作者向け試写会の場合、実はここからがもうひとつの本番なのです。

制作に関わった方の名前や企業名のクレジットを見る瞬間!

このために制作者側は頑張っているのかもしれません。

大変光栄なことにクレジットに、ボディメイク指導としてSHapes尾関とありました。

また感動!

試写会のあとは打ち上げ。原作者さん、メイクさん、スタイリストさん、役者さん、監督さん、営業さんなど、この映画に関わった方が一堂に会します。

いや〜、それにしてもよかったです。